Everything's Ruined

また息切れしたブログ
Zeal & ArdorとWatchtower
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    水曜夜のアナログはこちらの2枚。

    Zeal & Ardrorは今年前半話題になっていたブラックメタルmeetsブラックミュージック。昨今はこの「ブラックミュージック」という言葉も差別的と言われていますが、ここでいうブラックミュージックというのはR&Bやヒップホップではなく、南部の綿花畑で奴隷によって歌われていたようなチャーント、黒人霊歌という意味でのあえての「ブラックミュージック」です。映画「ジャンゴ」や「それでも夜は明ける」、そして最近のゲットアウトとルーツを同じくしながらブラックメタルのブラストやトレモロ、スクリームを取り込んでいるといった感じ。音楽性は違うけど、創作の方向性としてはインディーブラックのLiturgyや北欧民謡ベースのMyrkurに近いかもしれん。アルバム通して30分に満たない長さも水曜夜に合いますし、とてもいいです。こういう音楽のボーダーラインを食い破っていくような音楽ほんと大好きだなあ。

    ちなみにリーダーはベルギー系アメリカ人で、ライブでは彼以外白人なんだけど、その辺なんかコントラヴァーシャルにはなってないんだろうか。

    そして2枚目はWatchtower。安かったら買いたいリスト常にトップにありながらなかなかお手頃価格で見つからなかったこのアルバム、ようやく1000円で買えました。

    Dream Theaterと並ぶテクニカルメタルのパイオニアですが、Dream Theaterがテクニカルながらも耳障りの良い調和の音楽だとしたら、Watchtowerは決して期待通りにいってくれないアヴァンギャルド性がウリ。徹底して数学的に音楽を創るという姿勢の元、複雑な数式のような音楽をバカテクで演奏するという、何が目的で何が手段なのかわからなくなるバンドです。89年当時のライブ映像を観るとこの音楽を飛んだり跳ねたりしながら演奏してんだから余計に訳がわからん。ヴォーカルが音楽の格を下げちゃってるような気もするけど今更そんなこと言うのは野暮ですね。

    今日は水曜だからな、この辺で勘弁しといたるわ!

    | アナログレコード、Vinyl | 17:32 | comments(0) | - | - | - |
    ConvergeとBen Frostの新作
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      祝日終わりのアナログはこちら。

      Convergeのキラキラジャケ新作は、前作よりズドドド度が下がった分起伏で勝負って感じ。表皮のない剥き出しの神経に激情擦り込まれるのは相変わらずでたまらんです。

      そしてBen Frostも新作。アルビニプロデュースとのことですがどの辺にアルビニの持ち味が出ているのか、薄学なわたくしめにはまったくわかりません。こういうダーク・アンビエントは祝日終わりの殺伐とした絶望感に良く合います。ああ明日の仕事行きたくねえ。

      | アナログレコード、Vinyl | 17:31 | comments(0) | - | - | - |
      雨ニモマケズ
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        雨にも負けず風にも負けず、Discogsの相場を気にしつつも欲しいレコードには金を惜しまず、ネットオークションをチェックしつつも店舗での偶然の出会いを求めて旅先の個人店でレコードを眺め、外でサブスクのありがたみを感じながら家ではアナログを聴く、そんな2歳9ヶ月児に私はなりたい。

        | アナログレコード、Vinyl | 17:27 | comments(0) | - | - | - |
        FretとBon Jovi
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          風の冷たい夜のレコードはこちら。

          Napalm DeathやScornのミック・ハリスによるエレクトロニックプロジェクトFRET、忘れた頃にようやく届きました。ダークでアブストラクトでアンビエントなインダストリアルと、カタカナばっか並べて意識高い系大学生のインタビューかよって感じですけどもめっちゃカッコいい!ビートの向こう側で響く共鳴音みたいのがメッセージの宇宙船の中っぽいのがまた不穏で良い。

          Bon JoviのLay Your Hands On MeはB面目当て。Blood On Bloodのライブともう一曲収録されているのはBorn To Be My Babyのアコースティックヴァージョン。これ、今まで聞いたことのある「アコースティックヴァージョン」と名の付くものの中で一番好きです。もちろん原曲の素晴らしさあってこそなんですけど20代の若造がサラッとこういうアレンジをキメてしまうのが凄い。リッチー・サンボラの迫力ある歌とジョンの声のコンビネーションもたまらんし、当時は世界一のバンドだと思ってました。それが今では…うっうっ…
           

          | アナログレコード、Vinyl | 17:25 | comments(0) | - | - | - |
          Europe, Iron Maiden, Mephisto
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            文化の日レコーズはこちら。

            CD買ったのにその内容の素晴らしさに思わずアナログも注文してしまうことを「思わずアナ注」と言いますが、まさにその思わずアナ注したEuropeの新作が届いたので早速CDと聴き比べ。ええと、CDの方が全然いいですね、はい。メタル系の最近のアルバムで「CDよりアナログの方が魅力的な音のアルバム」てあんまないよね。やっぱアナログで聴く方がいいのは90年代中期までのアルバムだなあ。とか言いつつ結局最近のも意地でアナログで聴くわたくしであります。最近のだけどこれはアナログの方が良かったよというのがあったら教えてください!

            ようやく安くめっけたメイデンのSeventh Son Of以下略、オリジナルじゃなくて91年に再発されたものらしい。だから安かったのか。でもこちらはCDとは違う厚みの音で大満足です。

            メイデンて昔は全然好きになれなかったんだけど(最初に聴いたのがNo Prayer〜だったからかもしれない)、Brave New Worldツアーで初めてライブ観て手の平返しでコロっとやられちゃったんですよね。

            で、このアルバムはInfinite Dreamsや表題曲の構成の妙は素晴らしいしCan I Play With Madnessも単体で聴くと苦手だけどこのポジションだと凄くいいアクセント。The Evil That Men Doは問答無用とホント素晴らしいな。いや今更言うことじゃないんですけど!

            コツコツ安いのを探してきたメイデンのアルバム、これで80年代はコンプリートできたぞ。

            そしてMephistoはドイツのバンドらしい。正統派とスピードメタルの中間て感じの音楽性は好みだけどヴォーカルとハーモニーはなんか変だし曲もあと一歩というか痒いところに手が届かないもどかしさがある。でもそれでも(それゆえ)抗えないC級の魅力があるような気がしないでもない。

            | アナログレコード、Vinyl | 17:18 | comments(0) | - | - | - |
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