Everything's Ruined

また息切れしたブログ
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FAITH NO MORE at 新木場スタジオコースト 二日目
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    そんなわけで二日目です。今日もソワソワしてたので昨日と同じぐらいの時間に新木場に着き、サブウェイでサンドイッチとカフェラテをいただきました。

    昨日随分と人口密度が低かったことを受けてか今日は後方の階段部分が完全に封鎖されておる。印象的には昨日より人多い気がするんだけどなあ。アーティストだってガラガラの会場じゃテンション下がるかもだからなるべくきっちり詰めたいっつー気持ちはわかるんだけどさあ、観る側としては広い方が快適に観れるんだし売れなかったことの帳尻をチケットを買った客に負担をかけることで合わせるっつーやり方ってどうなんだろかと思ってしまう。おっとお小言オジサンになってしまった!

    昨日は物販に並んでて全部見れなかったLe Bucherettesをフルで観た。なかなかおもろかったが昨日の方が客席降りてきたりして好き放題やってたね。ANTHEMASQUEもまたいつか。

    オンタイムで2バンドの演奏が終わってステージセットがFNM仕様に変わっていく。BGMは今日も90'sインディー。LA'SのThere She Goesにキュンとしながらキーボードをセッティングしているスタッフに「おい!もう1回!もう1回チェックするんだ!」と心の中で檄を飛ばしてました。

    今日はMidnight Cowboyの後すぐに開演。Motherfuckerかなーと思っているとジョン・ハドソンが不穏なフレーズをつま弾きだす。新曲だ!赤いバンダナをマスク替わりに巻いたパットンが抑えたトーンで歌い出し、徐々に激しさを増すCone Of Shameという曲らしい。後半にオーオーオオーとシンガロングできるパートがあるものの、これも地味だ…。新作への期待と言うよりも不安がまた高まったぜという俺の気持ちを切り裂くようにEpic。え!いきなり!と会場も大盛り上がり。随所に奇声を挟むパットンのラップは原型を留めていないがそれがいい。オリジナルのラップあんまカッコよくないもんな。途中Put down The Phoneと歌詞を変えて撮影を続けるファンを牽制。エンディングではパフィがミスして変な終わり方になってたがとりあえずキーボードが無事に鳴ってるのが嬉しい。よしよし!



    ハイドーモッとぶっきらぼうなパットンの挨拶に続いてRicochet。昨日の簡易キーボードとは違う音での演奏だがバンドのノリは素晴らしい。終盤のWhen it misses youの歌い回しがカッコ良かった。

    「昨日来たやついるか?おい待てよ、俺らを2回も観たいわけ?」と笑う。「冗談だよ。今日は昨日と違うショーになるぜ」というパットンに続いてロディが「昨日よりいいだろ?」と言うとパットンが「待て待て待て。良かったか決めるのはショーが終わって俺らがお辞儀したそのときだ。Bullshit ShowかReal Showか」と律儀に訂正する。お次はGet Out。ロディは間違えてLast Cup Of Sorrowを弾いていた。この曲は昨日と選曲を変えるなら外されるだろうなと思ってたが今日もひょっとしてKFADメインの選曲になるんだろか。と思ったところに今度こそLast Cup Of Sorrow。何度も繰り返して申し訳ないんだがホント演奏が鉄壁。パフィのドラムは昔より重くなった気がする。ベースの音はもっとデカくてもいいと思ってしまうのは16日にビルのサイン会に行って生音を聴いてきたからかもしれない。

    「温泉に行ってきたんだ。オオエド…」と言うパットンに場内歓声。「おいまだ1単語目言っただけだっつの!」と横を向いて笑った後、流暢に「オオエドオンセンモノガタリィ」と続けて喝采を浴びる。「リラックスして見えるとしたらそれが理由だから」と言っていたが確かに昨日のトラブルを受けての気負いもまったく感じさせず、ひたすら楽しそうに演奏しているように見える。そんなリラックスムードで始まったEvidence、今日はストリングスサウンドもバッチリ。パットンはケータイが気になるのかEpicに続いてプチャフォンダーンプチャフォンダーンと歌に挟み、業を煮やしたのか自分もiPhoneを持ってきて「どんな気分だ!」と客席を撮影し始めた。お客さん喜んじゃうんですけどね。

    昨日トラブルで外されたMidnight CrisisはFAITH NO MOREのポップサイドを代表する曲なので人気は高い。海外では曲中にスティーヴィー・ワンダーだのライオンは寝ているだのを挟む謎アレンジをよくやっているが日本ではそれはナシ。ちょっと残念。「ヴォーワッ!」とパットンががなって終わると間髪入れずEverything's Ruinedのあのピアノフレーズが鳴る。この曲は海外だと3回に1回ぐらいのペースで演奏されてたので日本で聴けるかわかんねーなーと思っていたんだがまさかの2日連続。キーボードサウンドも復活していてサイコーでした(こればっか書いててすいません)。この曲でもジョン・ハドソンがレス・ポールでしっかりと存在感を示していて以前のような物足りなさは感じなかった。

    このままAngel Dustの曲をもっと!と思ったがそんな期待はもちろん裏切られ、The Gentle Art Of Making Enemies。せっかくキーボードが復活したんだから昨日の分までロディの活躍の場を増やせばいいのにと思わなくもないがこの曲は大好きなので外さなくていいや。Easyではミラーボールが回っていたがパットンはその光がまぶしいようでミラーボールに当てるスポットライトを切ってくれ!と指示してた。Easyでわざわざ雰囲気を和やかにしたところでFNM屈指のアグレッションを放つCuckoo For Caca。ここまでの流れは組み替えざるを得なかった昨日のセットをやり直してるようだ。まあ仕方ないよねという大人の理解を示した上で…と言ってしまいそうになるところだがこのCuckoo For Cacaの演奏がもうカッコイイのなんの。そういう防衛機制働かせた上での楽しいみたいなヲタ観点を吹っ飛ばすエクスキューズのいらない素晴らしさだった。今回のライブで惚れ直した曲が沢山あるなあ。

    ロディがオーディエンスに感謝の言葉を述べているところに食い気味で"Show many O"とOKサインを要求するパットン。何かと思えば「Oはケツの穴だ!ウンコ食べなはれ! Eat Poop!」と非常にらしい謎MC。「ウンコ食え、ウンコ食え」と言いながらシリアスなKing For A dayを歌い始めるんだからさすがである。この曲もライブでのドラマ性とダイナミズムに惚れ直した曲の一つ。FNMの叙情性やドラマ作りのうまさについてはあまり語られることはないように思うがその辺のセンスもちょうど俺のツボなのであります。エンディングでノイズのインプロを軽くやったところでAshes To Ashesのリフが鳴るが、イントロで昨日のキーボードトラブルの元凶であるヒュンヒュンというUFOサウンドが!うわやべーと思ってたら動物園の熊のようにぐるぐる回っていたパットンが「ロディ!ロディ!!」と怒気をはらんだ低音でつぶやいて緊張感が高まるものの、幸いすぐ止まったのでこの曲のドラマチックな美メロを無事堪能できました。

    「桜ってもう咲いてんのか?」という問いかけに答えたのが長髪のアメリカ人とかだったのか「ファックユーお前になにがわかるんだよ俺に話しかける前に髪切れや!」とさすがの返しで本編ラストはSuperhero。だいぶ馴染んできたぞ!2番のサビの後の歌パートがいいね。

    1時間ほどの短さだったけど充実した本編でした!アンコール待ちではFAITH NO MOREコール。客入りは決して良かったわけじゃないけどかなり盛り上がったしまた来てほしいなあ…とりあえずアンコールまで昨日の元セットリストと同じ(Matador, Digging The Grave, We Care A Lot)はイヤだなあと思っていると中央アジアっぽい帽子をかぶったオッサンが一人でステージ上に。お経というかホーミーのような発声で唸り始める。誰?誰?と客席がざわめいているが俺はわかったよ!ちゃんとわかったよ!ヒカシューの巻上公一だよ!パットンと親交が深い彼がヴォカリゼーションを披露している後ろでそーっと身を屈めて出てきてそーっとマイクを取り、また後ろに下がるパットン。その辺にも巻上公一へのリスペクト具合がうかがえて微笑ましいシーンだった。で、そのヴォカリゼーションから4声コーラス(調子っぱずれ)で始まるパットン加入前の名曲Spirit!!うおおおこれはアガる!!鉄壁の演奏とパットンの歌、さらに「ケキョケキョケキョケキョ」「イェイェイェ〜アァァアアアヴィィィィ」という巻上氏の声が乗ってめっちゃカッコイイ!これはいいもん観たわあ。大興奮でした。



    ラストはステージ袖に引っ込もうとしたロディを引き留めて始まったPristina。パットンはイントロで巻上さんのマネしてました。厳かなムードのこの曲、好きではあるんだけどラストにはあまりにも地味だしもう1曲やるのかな?と思ったらそのまま終了。「また20年後にならないことを祈るわ!」と言い残してパットンは去っていきました。

    選曲的にはまだまだ聴きたい曲は沢山あるし、せめてもう10分ぐらい長くてもいいんじゃない?と思う短さだったけど密度は濃かった!18年ぶりの来日への期待を裏切らないどころか中学高校の頃から大好きな自分は間違ってなかった!という変な選民意識というか自己肯定感を高めてしまうライブでありました。Bullshit ShowではなくまさにReal Show。いやー楽しかったなー。来日前は「もうこれが最後の来日になりかねないしそれはそれでしょうがない」と思っていたんだけど今は「最後になってもらっちゃ困る!」に変わったよ。もう一回お願いします!おねだりします!おかわりお願いします!オズフェスでもいいので頼んます!

    そういやセットリストもらえたんでした。アンコールは一応もう2曲書いてあったのな。状況によってこの中から選ぶってことだったんだろうな。思い出のライブになったのでこういうのもらえんの嬉しいです。早速壁に貼りました。


     
    | ライブレポ | 23:30 | comments(2) | trackbacks(0) | - | - |
    >MPさん
    すっかり時期を外したライブレポートでした!

    ANTHEMASQUEは楽しかったんですけど途中15分ぐらいやってた催眠パートが長かったですね。あそこなければ良かったんだけど笑

    FAITH NO MOREは元々80分ぐらいしかライブやらない人たちですけど今回は特に短く感じましたねえ。これならオズフェスのトリ前でもフルでできる!笑

    でもMPさん行ったの2日目で良かった!
    初日だけだと色々とモヤモヤしたと思います笑
    | fantomas | 2015/04/01 1:24 PM |

    わーい!!

    お久しぶりですね!
    書き込み楽しみに待っていましたよ。

    私は2日目に行ってきました。
    楽しかったっ!
    本人たちも楽しんでる感じが伝わってきましたね。
    音に厚みがあって流石でした。
    パットンもかっこいい!
    でも、もうちょっと長くやってほしかったですよね。
    アンテマスクの演奏時間が長すぎやしないか??
    と思ってしまいましたよ。

    御経みたいなナンチャラ公一さんが出てきて
    そのあと、パットンが腰かがめて現れる。プププッ。
    笑えましたね。尊敬している方の時はあの登場の仕方?
    動画で見た、スパークスとの舞台でも
    腰かがめPATTONでした。面白い人ですよね。

    フェスでも仕方がないや!
    今年中に、絶対来てもらわないと困ります!
    | MP | 2015/03/29 11:09 PM |










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