■一昨日から息子は「お母さんに本を読んでもらったあとは一人で寝る」にチャレンジしている。
さすがに2階に一人はハードル高いかなと思って俺が2階の別室にいるようにしてるんだが、寝付きの悪さでは殿堂入りを果たしている俺の息子なので21時に電気を消してもやはりなかなか寝付けず、3分おきぐらいに起きては俺の部屋に来て「寝れなーい」「どうやったら寝れるのー」「相談したいことがあるんだけどー」「今日の嫌なこと思い出したー」とグダグダやる。
色々試しても未だに寝付きの悪い俺なので、いい方法あったらとっくに俺がやってるわと思いつつ自律訓練法みたいのを伝えたりしてるんだが、一応22時過ぎには力尽きて寝れてるみたい。 にしてもずっと一緒に布団に入ってなくてもいい自由度の高さはヤバいな。マンガ読んでてもテレビ見てても音楽聴いてても子供が一人で寝るなんて!子供って便利!
■まだグジグジ言ってしまいますが、シンエヴァ、「不自然だろうと滑稽だろうととにかくキャラに独り言喋らせまくってすべて説明していい」「陳腐で古臭い心理描写でヨシ!」ならそりゃ終わらせられるだろうけど、そこまでして納得させて終わらることを目的化してしまった作品を肯定的には見れないなあ。
震災のあとのQとその反響で具合悪くした庵野が回復途上でオタクたちの想いも取り込んで「多少映画としていびつになったとしてもとことん説明(言語化)する」手法を取った必然性(というかしんどさ)はわからんでもないし、結果として沢山いる「何はともあれ納得したいファン」が納得できたのであれば娯楽作品としては大成功だろうけど、それは作品がどうのというより接待にしかならない。もちろん商業作品なので接待=悪ではないし、これだけの人を文脈込みで熱狂させる魅力はあるんだろうが、みんなそんなにエヴァにこういう陳腐なわかりやすさを求めてたの?とも思うよね。