今日でKing For A Dayリリースから25年だったらしいです。おめでとう!5年前にも並べて写真撮ってたみたいですけどRhinoからのクソリイシュー盤が増えたので記念にネ。左上がビル・グールドのサイン入りUSオリジナル、右上がUKクリアレッドヴィニール、中段左がMusic On Vinyl、中段右がRhino再発、左下が7インチ7枚組ボックス、日本盤CD、Rhino再発CD。
アルバムの内容は言わずもがなでサイコーですが、スピーカーも買い換えたことですし、再度聞き比べてみました。まずMusic On Vinyl盤は高、中、低の音域のうち、中の高のとこが薄いというか、若干人工的に調整されてるような印象を受ける。でも低音の引き締まりがクリアでベースランニングが気持ちいいし全体的には解像度が高くていい感じ。これはMOV盤で決まりかな…と思ってUSオリジナルを聴くと、低音の厚みが全然違うしMOV盤で感じたような音域調整を感じさせない自然さが気持ちいい。
そしてUKクリアレッドヴィニール。USオリジナルよりさらに低音厚かったような気がするなーという記憶通りなんですが、バスドラとかベースの響きだけじゃなくてマイク・パットンの低音がヤバい。Evidenceのサビ前、1番のWash it away、2番のYou won't feel meの低音は巨大なパットンが目の前で発したような振動で、壁と床が揺れる。こりゃ文句なしにUKクリアレッドヴィニールですわ!そしてジャケの紙質・印刷の良さはMOV盤>US>>UKと音の好みとは逆の順番でした。
ちなみにRhino盤はダメダメなので「シングルB面曲を意地でもアナログで聴きたい」という強い気持ち強い愛がない限りは買ってはいけない。
発売当時はリヴァーヴをかけないシンプルな音像があまり好きじゃなかったんですが、大人になるとこのシンプルさと生々しさが良くて、特にアナログを大音量でかけてるとスタジオで演奏してるその場にいるような臨場感なんよね。