行ってまいりました。
17日
朝8時半の電車に乗ってはるばる幕張へ。
■BLESSED BY A BROKEN HEART
80年代ネタその1。始まってまず思ったのは音わるー!!こんな会場だからよっぽどの機材や腕の立つエンジニア連れてこないとまともな音が出せないかもだけど、それにしても何やってんのかまったくわからん。PA近くに行ったら少しはまともになるかと思って前に行ったら多少いい感じに。ピコピコ入ったメタルコアってだけじゃなくて曲はキャッチーだしむムビョバリィとかノリノリな曲は楽しかったです。何よりあんなにシュレッドバリバリかましてくるとは思わなかった。そのギターだけ完全に他のメンバーとキャラが違ってて(キーボードはイアン・ブラウンみたいな見た目だったな)、身体能力高い幹事のヴォーカルとは普段共通の話題なんかないんだろうなあと思いながら観てました。
■STEEL PANTHER
80年代ネタその2。こちらはバンドっつーよりアメリカンコメディの舞台を観てる感じ。曲はキャッチーとは言え完全にネタとしてそれっぽくしました感満載で、100歩譲っても「いい曲」ではなく、単に「らしさを追求したネタ曲」に過ぎないわけで、本気で聴くもんじゃないだろそもそも。なんか全体的に漂う「こういうバカネタを楽しめる自分いいよね」「80年代ネタを楽しめる自分いいよね」みたいな雰囲気がどうにも痛くてムカつきました。と言うことで差異化したい自分でした。こういうこと書いてるクセに結構楽しく観ました。ちゃんとギターソロでTrilogyやってたので胸キュン。
でももういっそのこと全曲カバーの方がいいよねえ。
で、ところどころ演奏はカラオケだった気がする。
■OUTRAGE
ごはん食べてココナッツミルク飲んでました。
■FIREBIRD
SPIRITUAL BEGGERSの前座のときと比べてなんだかイマイチ。ベースがしっくり来てないのかな。確かに渋いしかっこいいんだけどさ、そこまで「それだけで魅せる」っつー魅力はないっつーか、2曲ぐらい観たら「うーん!かっこいい!以上!」みたいな感じですぐ飽きてしまいました。
■LOUDNESS
パパンとKCさんとダラケ飲みしてたときはサマソニやモトリーの前座のときを思い出して「どうせ昔の曲やんねーし」とスルーするつもりだったんだけどどうにも気になって行ってみたらいきなりCrazy Night!うわーなんだよやるんじゃん!と思って盛り上がったらその後も代表曲乱れ打ち。ニイハラの声って生理的に好きじゃないんだけど、やっぱこういうとこで聴く名曲群には抗えず、エムゼットエー!と叫んでしまいました。これでSoldier Of Fortuneやってたら間違いなく今回のラウパーでのベストアクトになってました。
■DOKKEN
ドンが歌えないのは前から知っていたしまったく期待もしてなかったんだけど、実際ナマで聴いたときのショックってのは凄まじいね。なんか他のアクト関係なく、オマエがチケ代払い戻ししろ!と言いたくなる酷さでした。別の曲の歌メロを過去の名曲のバッキングに乗せることでアンパンのようなミスマッチケミストリーを狙ってるとか、時代に合わせてヴォーカルだけヘヴィチューニングにしてるんだ、とかネタにしてもまったく面白くなるわけでもなく。
でもやっぱジョージが出てきたときにはうひょーとなりました。MR.BIGの解散ライブんときみたいな寸劇も観れたし。ていうかなんでジョージ一人にソロ弾かせなかったんだろう。
ちなみにジョージはプエルトリコの殺し屋みたいな風貌でした。
■ANTHRAX
DOKKENの負の余韻を感じつつのライブでしたが、ANTHRAXはブッシュがいてなんぼ!と思っている少数派の自分にとってはもうさすがのライブでした。CrushやRoom For One More(イントロがIndiansみたいになってた)みたいな曲が聴けたのは嬉しいし、演奏(ドラム)にややキレはないかと思いつつももう楽しくて。セットリストを携帯にメモるKyokoさんの真後ろ(ラストは隣)でストーカーちっくに盛り上がりました。
ただ、冷静に聴くと、前も山崎さんと話した気がするんだけど俺はアルバムはブッシュ期の方が好きなんだけど、ライブ映えっつー点ではFueledを初めとするブッシュ期の曲は、初期の曲に劣る気がする。今回もチラッとそんな気はしました。
■LYNCH MOB
で、やっぱり気になって仕方なかったので観に行ってみた。でもさすがに同じ曲を同日にプレイすることには問題があったのか、DOKKENのカバーはナシ。Mr. Scaryのみでした。ドラムのスコット・クーガン(だよね?)はDON DOKKENの歌マネの巧さで有名なので期待したんだけど。
それにしてもマルコとジョージの褐色コンビはフェロモンがおかしい。
■ARCH ENEMY
ココナッツミルク飲んでた。
■MEGADETH
なんか絶賛の声が多いんだけど、俺はちょーつまんねーと思った。まず出音のショボさ。1曲目始まったときみんなガクッとならなかったのかしら。とにかく音小さいし迫力ないしでこれは公開処刑なのか!?と思ったんだけど。その後やや改善はされたんだけど、そもそもドラムのプレイ・音に致命的なまでに迫力がないのでもう会場の音響やバランスとかそういう問題以前に体に訴えかけてくるカッコ良さが皆無。
新ギターはもちろん超テクニカルで余裕のプレイをかましていたけど肉体的に訴える要素がまったくないこのドラムの限り、とてもいいライブとは思えん。
あとムステインの衰えを隠すためなのか中盤の4,5曲でずっとヴォーカルにヘンなエフェクトがかかっててそれもキモかった。別にこのバンドはちょっと歌えなくなったぐらいで音楽の魅力が減じるものでもないのになんでだろ?
あとはさ、なんかもうムス様のご機嫌に一喜一憂するムードがすげーイヤ。日本語言っては喜び、御礼を言われては喜び、笑顔が出ては喜び。なんだそりゃ、と思った。
予想していたDOKKENはともかく、ガッカリ度では本日ナンバー1。
■JUDAS PRIEST
POISON THE WELLのウドーフェスっぷりに興味をひかれつつもこちらの大御所バンドへ。バンドの出音はさすがの迫力!!なんだけど、まずBRITISH STEEL完全再現つーコンセプトがそもそもおかしい。どこのニーズに応えてやってるんだろうか。つまんねー曲ばっかダラダラ並んでるし。ロッカローラ完全再現でも特に印象変わらないよなきっと。
で、ロブはもう言うまでもなく。地声での声域がもう狭すぎてまったく歌えない。シャウトは声が出てたっていうけどあれは歌えないからシャウトに逃げてるだけ。もうね、今更言うことじゃないんだけどこれを楽しめる人はDOKKENをケナしちゃダメだろ、と思う。いや嘘。そこまでじゃないけど。 PAINKILLERからの選曲がHell Patrolてのも単に「声域が狭くても大丈夫な曲だから」っつー理由だけによるものだと思う。
バンドの演奏はスコット・トラヴィスのおかげでいまだそこまで劣化を感じられないだけに、余計にダメっぷりが強調されてた気がする。
ということで、17日の総括としては、BLESSED BY A BROKEN HEARTとPOISON THE WELLじゃなくて、HEARTとPOISONが出れば良かったのに、ということであります。
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18日
■DEAD BY APRIL
ブレイク時のMY CHEMICAL ROMANCEみたいな感じで、バンドのルックスと音楽性だけでなんかバカにしたくなるというかナメられる音楽をやっているんだけど、でもなんだか聴いちゃうんだよね、みたいなバンド。メタルコアにアトモスフェリックな雰囲気やフューチャリスティックなキーボードサウンドを取り入れ、泣きの歌メロを乗せました、みたいな感じ。ごめん、カタカナ使いたかったんだ。
思いのほかライブ慣れしている感じで演奏もなかなか。曲も同じ曲を繰り返しずーっとやってた感じはしたけどそのうちキメ曲を書いてくれそうな期待感を持たせてくれる。
ただ、クマができて具合の悪そうなモヒカンマッチョが高い声でああいうメロ歌うってのもキモいよね。女性ヴォーカルだったらかわいいのになあと思いながら観てました。
■H.E.A.T
いどっちが以前EDGUYの前座で観た時の感想を「まだまだって感じ」て言ってたので期待してなかったんだけど、めっちゃうまいじゃん!しょっぱなの出音でビックリしました。で、演奏だけじゃなくてパフォーマンスの面でも全員がいちいちカッコつけるってとこがポイント高し。演奏もパフォーマンスもとても新人とは思えない素晴らしさでした。ちょぎさんも書いてたけど、STEEL PANTHERがネタとしてやっていることを真剣にやってるんだよね。で、やっぱこういう本気のバンドの方がずっと観てて楽しいよなあ、と思う。当たり前のことなんだけどさ。
今後外部ライターに提供してもらった1000MilesやラストのNever Let Goぐらいの曲がポンポン増えたらおっきくなるだろうなあ。
ちなみにヴォーカルは最初チューバッカだと思ってたんだけどイウォークでした。背小さいし。
■LAZURUS A.D.
LAで流行ってるZARUSっつージャンルのバンド。エルエー・ザルスね。というネタを面白くないのに9023回ぐらい言ってました。俺。さらにMIXIで書くところにも自信の程が見られます。そんなネタと同じく、華麗にスルーしました。
■GALNERYUS
HIBRIAのオープニング映画(なんかあの映像の最後にタイガーパンチ!って出るとそれだけでめっちゃ燃えるな)を観てから移動。後ろ髪を引かれる思いはあったんですが、でも観てよかった!と思える素晴らしさでした。
山Bも声域は広かったし安定感はあったと思うんだけど、小野正利には山Bの歌のウザイとこ(力んでる感じとか角ばった感じ)を取り除いてそこにしなやかさを加えた感じで素晴らしかったです。1曲1曲(とMC)が長いので40分で5曲だけだったけどStruggle For The Freedom FlagやThe Awakening、Everlastingなどベルバラの主題歌みたいなヒロイックなアニソン調名曲群をどっぷり堪能できて大満足。
でもMCは小野正利のはただグダグダなだけなので、山Bの公務員MCが恋しくなりました。
■HATEBREED
ココナッツミルク飲んでた。
■ROYAL HUNT
キーボードのセッティングにトラブルがあったみたいで、ショルキーはオブジェに。
なんか最近の曲ってやっぱ盛り上がらないよねえ。んでもって昔の曲はマークの声域と合ってないのでなんか突き抜けることができないもどかしさばかりが感じられて消化不良。ドラムのアラン・ソーレンセンのプレイを観れたのは嬉しいけど。
新曲はキーボードでRAINBOWのAll Night Longやりました、みたいな曲でした。
■GOTTHARD
単独では素晴らしいと思えるんだけど、この日はなんかすげーつまんなく感じた。いやいつも通りうまいし演奏・歌・パフォーマンスに文句のツケ所はないんだけどさ。
ちょっと思ったんだけど、こういうフェスっぽいとこって単独と違って「そこにいなきゃいけない理由」ってないじゃん。つまんないなと思ったらすぐ出てなんか食うとかウンコしに行けるとかかわいい女の子を探しに行くとかできちゃうじゃん。そういう集中力が続きにくい環境だとよっぽど曲に引きつけられないと長時間観てようって気が起きなくなっちゃうんだわ。
GOTTHARDってどの曲も「そこそこいい」けど「問答無用の名曲」って俺にはあんまないのね。いやバラードはキラーだし、他の曲もそれぞれちゃんといいよ。でも1stのStanding In The Lightみたいな腰が浮く曲ってのがないんだよねえ。誤解しないで欲しいのは、GOTTHARDは曲がイマイチって言いたいんじゃないってことね。派手さに欠けるって感じかなあ。うまく言えないんだけど。
良く彼らのライブに触れた人たちが「なんでこのバンドが日本できちんと欧州のような人気を獲得できないのか不思議で仕方ない!」って言ってるけど、俺はそういういい意味での派手さやインパクトの無さに物足りなさを感じてるので売れなくて当然って思うんだよな。
■PAPA ROACH
で、GOTTHARDがつまんないからこっちを観に来たら、もっとつまんなかった。
■FAIR WARNING
もともと演奏力には疑問符のつくバンドなだけに、こういう場では公開処刑になるかと思ってたんだけど、意外や意外(と言っては失礼だけど)健闘してたと思う。っつーかGOTTHARDで感じた音楽的派手さの欠如への物足りなさとのまったく正反対で演奏はホメられたものではないが、とにかく音楽的なインパクトの強さにやられました。音響も良くないしパフォーマンスもダサい。オマケにヴォーカリストはスティーヴ・リーのヅラを数ランクダウンさせたかのようなチープなヅラをかぶってて音楽シーンにおける格差社会を感じさせるのに、それでもインパクトはこっちの方が大きいんだよね。
自分たちの強みとアピールポイントをきちんとわかっているからこそのセットリストだったのが功を奏した感じ。
あと以前のサポートドラマー時代のライブを観てグッタリした身としては、CCがドラムを叩いてたってのが大きいかなと思った。
トミーは一時期よりずっと声が出るようになってて、ちょっとのフェイクが音楽の魅力を大きく減じ兼ねない減点法のこのジャンルにおいてもそこそこ年をとったにも関わらずきちんとコンディションを保ってて凄いなと思った。
■ANVIL
なんかSKYLARKが来日したときのライブみたいなお祭り感だよね。そこに参加できるかできないか、っつーことだけが問題で、演奏や曲がどうのとかそういうことを論じるバンドではないですね。
■CHILDREN OF BODOM
Silent Night Bodom Nightと次の曲だけ聴いて、ココナッツミルク飲んでました。
■ROB ZOMBIE
ろぶ・ぞんばいえ!こういうフェスにはうってつけだろ!と思って期待も大きく、実際序盤は楽しかったんだけど、ショウが進行するごとにどんどんテンションダウン。アルバム聴いてる方がいいアーティストだなーと思った。盛り上がったのはWHITE ZOMBIEの曲だけ。っちゅーかScum Of The Earthやってくれよう。
最初「こういう知性がない感じでベタなの俺は好き!」と言って喜んでたパパンは徐々にテンションダウン→座る→寝るという進行で、俺が飲み物買いに行って帰ってきたら消えてました。
■SLAYER
War Ensembleまで観て、退散して外でダラダラしてて、途中からはダラダラすることすら苦痛になってきて、帰宅しました。
18日の総括としては、H.E.A.T、GALNERYUS、ROYAL HUNT、GOTTHARD、FAIR WARNINGっつー流れってなんかFIREFESTでも観れそうだよね、と言うところです。FIREFESTにギャルネリでないけどさ。